本日2時限目はブレヴァールのソナタハ長調をメインにレッスンを行いました。
最初にひと通り通して弾いて頂きました。
全体的にチェロとしての良い音味で弾けているように思いました。
弦を一本飛び越えて弾く8分音符のパッセージの弓順を本日変えてみました。
当面はその弓順にてトライされてみて下さい。
右ページ三段目の「Riten.」が記された箇所につきまして、本日は指示通りにリテヌートで弾くことを試してみましたが、こちらの方がしっくりくるようでしたので、その小節だけ時間を拡げる本日の弾き方に決定しようと思います。 ここでのポイントは、次の小節の「a tempo」で初めのテンポにキッチリと戻すことです。
最終的に楽曲として仕上げるために、楽譜に記された強弱記号等に沿って「メリハリ」をつけて、各パッセージごとのキャラクターをより明瞭にさせたいところです。 特に「f」のパッセージではよりしっかりと楽器を鳴らすことを心がけましょう。
また次回、リトライ致したいと思います。
残りの時間、今後のレッスンで活用してみようと考えている曲を幾つか紹介しておきました。
ガブリエル・マリーの「金婚式」
セバスチャン・リーの「12のメロディック・エチュード」
サン・サーンスの「白鳥」
etc.
ブレヴァールが終わり次第、手始めにセバスチャン・リーのエチュードより1番に進んでみようと思いますので、お時間がありましたら楽譜を見ておいて下さい。