チェロを弾くことは、弓で弦を擦り、左手で弦を押さえていくだけ、、、、のように見えます。ですが、たったこれだけの動作の中に沢山、意識しなくてはならないことや、練習しなくてはならないことが含まれています。

全ては良い音でチェロを出すためなのですが、良い音とはどんな音なのでしょうか？

それは結局自分で「これだ」と思うものを見つけなくてはならないのです。

その良い音を見つけるためには、時としてすごく地味な練習もしなくてはならないですが、それが1番の近道であることもあります。

ロングトーンは本当にやっててよかった、と後で思う練習です。
音階もそうだし、エチュードもそうだと思います。

これらの練習を楽しく毎日取り組むことができたら、上達は間違いないのではと思います。地味な練習はつまらないものですが、苦痛にならない工夫も必要ですね。