ドッツァウアーの113の練習曲より、1番から開始しました。

通して弾いて頂いたところ、前回より格段に良く弾けていると思いました。
途中、臨時記号が付いた音符の音程が違う箇所がありましたので、数箇所指摘致しました。
また、ハ長調としての音階で第三音の「E音(ミの音)」が上ずる傾向がありましたので、平均律のE音よりほんの少し低めに定めることについてレクチャーしておきました。
その他、本日は左手の小指の第二関節が陥没しているのが非常に気になりました。
その形では普通に弾くことが出来なくなりますので、弦を押さえる際は第二関節が陥没しないことに要注意です。
最終的に二重奏にて合わせてみたところ最後まで通せましたので、1番はクリヤーと致します。
次回は3番に進みますので、楽譜を見ておいて下さい。
12個の8分音符にスラーが付けられた箇所の弓のコントロールがポイントになります。
ウェルナーの教本に移り、54ページ中段の3つの音階をレッスンしました。
第4ポジションに移動したときに左手が1-2-3の指になっていたようですが、楽譜に記されている1-3-4の指で弾くことを週間づけましょう。
短調の方は旋律的短音階で書かれていますが、下行する際に臨時記号の「♭」を見落とさないように注意です。
また、広い形にする際は後から指を拡げるのではなく、前もって1指-2指間を拡げておくようにしましょう。
次回は55ページの第一、第四ポジションの移動の練習曲に進みますので、ポジション移動する箇所に注意して楽譜を見ておいて下さい。