本日2時限目はドッツァウアーのエチュードより、10番をレッスンしました。
この10番ですが、テキストでは2本の弦の重音を弾くエチュードとして書かれています。
重音に慣れていない段階で四度の重音を弾くのは、かなり困難かと思われます。
ですので、この10番に関しては、重音の箇所の下の音符を省いて、上の音だけをビブラートを十分にかけて音楽的に弾く、というエチュードに切り替えたレッスンで進めます。
弦楽器を弾く際、このビブラートはかなり重要な項目になります。
弦楽器の初歩ではノン・ビブラートから始めますが、楽器の音色に変化を与えるために、このビブラートはかなり重要な役割を果たします。
曲の途中、第1ポジションから第4ポジションに移動する箇所でスラーが記されている箇所につきまして、2種類のポルタメント奏法を再度レクチャーしておきました。
また次回、10番をリトライ致しましょう。
