本日は最初にドッツァウアーのエチュード1番を通して弾いて頂きました。
前回のレッスンで指摘しました強弱は良く改善されていたように思います。
弓を返すときの右手の柔軟な操作が良くなっており、感心致しました。
修正したいと思いましたのは、鍵カッコが記されていなくても、左手の指を押さえたままにしておくべき箇所が随所にあることを把握して実践することです。 本日、手書きで鍵カッコを数か所記しましたが、その他にも至る所で似たような音型があります。
リトライして頂いたところ諸々改善されましたので、1番はクリヤーと致します。
続いて2番に進みました。
2番も1番と同様、鍵カッコがある箇所での左手の指の押さえ方がポイントになります。
この2番は1番以上に鍵カッコを省略している箇所が多いです。
まずは楽譜を良く見て、指を押さえたままにするべき箇所を見つけることからリトライされてみて下さい。
また、指を離す場合も、次の音を弾いてから離す…という操作を習慣づけるようにしましょう。
これは左手の基礎として非常に重要なポイントになります。
この操作に慣れてきましたら、今度は楽譜に記されている強弱記号の通りに弾く練習を行ってみて下さい。
9月のレッスンで2番をリトライ致しましょう。